ストレスのあしらい方|うつの知識を身につけよう【うつ病になってしまう主な原因】

ストレスのあしらい方

女の人

スルースキル

うつ病にならないためには、月並みですがストレスとうまく付き合っていくことが重要です。日本人の性格なのか、無理をする美学のようなものがどこかにあり、ついつい頑張ってしまう真面目な人が多い傾向にあります。多少のつらさは仕方がない、あの人のほうが頑張っている、などと自分を鼓舞し、いつのまにか心身に不調をきたしてしまうのです。うつ病になりにくい人というのは、かなりの確率でストレス回避が上手です。スルースキルであったり、発想の転換であったりと、物事を負のストレス以外の形で処理していく思考回路を身に着けています。もちろんそういう人もつらいことはつらいですし、傷ついたら悲しい気分にはなるでしょう。しかしそれを長引かせないよう別のことで気を紛らわせたり、あれはこんな効果があったから結果的にはよかったんだと、プラスの発想に変えていたりします。生まれつきこの方法が取れる人もいますし、後天的に身に着ける人もいます。後者の人はどこかで「このままではいけない」と感じたり、「このほうが気持ちも楽だ」と気付いたりした瞬間があったのでしょう。考え方というのはその人の性格ですので、いきなり変えるのは難しいものです。少しずつ意識して、それが習慣になるように慣れていく必要があります。自分の性格がストレスをためやすいと感じている人は、できることから少しずつ変えていくと良いでしょう。うつ病になってしまった場合、医師と行なう治療と生活の中でできることの2種類があります。まず、医師と行なう治療は主にカウンセリングや薬による治療です。カウンセリングでは発症や病状悪化の原因を追究したり、対策を考えたりすることができます。本人の思考のパターンや本人も気づかずに無理をしてしまっている場面などを指摘することで、本人が自ら危機管理をできるように指導したりもします。気分の低下が著しい場合は抗うつ剤を処方したり、睡眠障害に対して睡眠導入剤を処方したりするなども行ないます。医療行為として行われるのは基本的にはこの2つで、必要に応じて医療セラピーなども行なわれます。生活の中でできることは、認知行動療法というものです。形態はさまざまですが、自分を客観的に見ることで行動のパターンを認知し、今までの行動を改善する目的があります。よくあるのは紙に一日の行動と、そのときに感じたことを書き起こし、可視化できるようにするものです。何かの事象や誰かの言動に傷付いたことがあったとしても、客観的に見ると実はそんなに傷付くことでもなかったと気づくことがあります。そのままでいたら「傷付いた悲しい出来事」という印象で終わっていたものが、可視化したことで大したことないことになりますし、これが成功体験になって「どうせ大したことじゃない」と気楽に構えることができるようになります。

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